道後温泉本館に貸し切り休憩室2部屋新設へ 松山市発表、6月3日から予約受け付け
愛媛県松山市は14日、道後温泉本館(同市道後湯之町)の全館営業再開に合わせ、本館3階に2部屋の貸し切り休憩室を新設し、7月11日から利用を開始すると発表した。いずれも1日5組限定で、道後温泉の公式サイトや電話で6月3日から事前予約を受け付ける。 休憩室は「飛翔(ひしょう)の間」(広さ12畳半、定員10人)と「しらさぎの間」(19畳、18人)。利用時間は90分で、部屋の利用料(飛翔3千円、しらさぎ6千円)と入浴料(大人1300円、小人650円)が必要。貸浴衣・貸タオル付きで神の湯と霊(たま)の湯の入浴と皇室専用浴室「又新殿(ゆうしんでん)」の観覧ができる。 両休憩室では新作のお茶菓子を提供。本館のシンボルのシラサギが後世に向けて羽ばたいている様子をイメージしたクッキーで、生地にははだか麦などを使用。紅まどんなのジャムを使ったクリームを包み、ホワイトチョコでコーティングしている。
愛媛新聞社