「あ、落ちそう」と連絡した後に金具が落下し直撃…倉敷市でコンテナ積み込み作業中の男性ケガ【岡山】
倉敷市の水島海上保安部に入った情報によりますと、12月20日午前5時半頃、倉敷市の水島港国際コンテナターミナルに着岸していたコンテナ船上で、35歳の男性作業員がケガをする事故がありました。 海上保安部によりますとシンガポール船籍のコンテナ船、「WAN HAI 102」に乗り、コンテナの積み込み作業をしていた倉敷市西阿知町の35歳の男性作業員にコンテナから落ちた金具(重さ3キロ 15センチ×12センチ×12センチ)が直撃したということです。 病院に搬送された男性作業員は顔面を骨折していますが、意識はあり、命に別条はないということです。 当時、男性作業員は船にコンテナを積み込むため、クレーンを操作している人に指示を出していて、吊り上げられたコンテナから金具が落ちそうになっているのを見つけ「あ、落ちそう」と無線で伝えていました。 クレーンが停止した後、男性作業員が指摘していたものとは別の金具が落下し、直撃したとみられています。水島海上保安部で事故の原因を調べています。 コンテナ船「WAN HAI 102」は20日午後2時に水島港を出港予定でした。
岡山放送