巻き上げ機製造のキトー、海外市場で力強く伸びる理由
橋梁、高速道路の更新工事など屋外で用いられるのが手動式の巻き上げ機だ。重量物を持ち上げるのに適した安全性、耐久性が強く求められる(写真提供:キトー)
重量物を持ち上げるときに使う巻き上げ機(ホイスト)、クレーンで世界有数のメーカーであるキトー。市場シェアは国内約6割、アメリカ約4割と高水準だ。しかも欧州、中国、アジア地域でもM&Aを駆使して成長を続けている。従来は、道路・橋梁などの工事現場や鉱物資源の掘削現場と、製造業の工場内などの重厚長大産業向け需要が多かったが、産業構造の変化とともに、風力発電のタワー内部やエンタメ市場向けなど新たな市場ニーズの掘り起こしに成功している。当社を2006年から率いる鬼頭芳雄社長に、成長戦略を聞いた。
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広瀬 泰之