元警官&現役プロレスラーで話題のセクシー女優ちゃんよたが描く夢「トー横キッズに筋トレを教えたい」
元警察官という異色の経歴からAV女優デビューし話題となったちゃんよたさん(28)。近年はプロレス団体『P.P.P.TOKYO』所属のプロレスラーとしても活動している。(以下、「」内の発言は全てちゃんよたさん) 【見えそう…!】ちゃんよたさんの、太ももギリギリのナチュラルセクシー姿 「AVの世界に入ったのはセクシー女優の紗倉まなさんのファンだったから。自分も同じ業界に入ったらどうなるのかなっていう好奇心でした」 警察官になる前は、高専で学ぶ理系の学生だった。「フラスコを振るような、科学実験をやりたかった」と研究者の道を目指していたが、人生を一変させる出来事が起きた。 「就活をしながら、コンビニでアルバイトをしていました。そのとき、お客さんからストーカー被害に遭いました。それに関わった警察官の姿を見て、私も警察官になりたいって決意し、21歳のとき卒業と同時に警察学校に入学しました」 警察学校時代の外出着はジャージで、スカートをはくのは式典のときだけだったという。 「普段は寮生活で、土日しか外出できなかったし、めちゃくちゃ厳しかった。しかも恋愛禁止のルールがあったので、男女が仲よくしているとペナルティを科せられます」 厳格な警察学校を卒業し、晴れて交番勤務となった。しかし持ち前の真面目な性格が災いし、精神的に追い込まれてしまう。 「学生時代はマラソンでも1位になって運動も成績も優秀でした。でも実務になると、できないことが多かったです。警察官という仕事も周りから感謝されるよりは、“税金泥棒”って言われたり、交通切符を切ろうとしたら、免許証を投げつけられたり……。そういうことが重なって仕事がつらくなりました。そんなときに、優秀だった同期が拳銃自殺をしてしまいました。教官からも一目置かれている存在だった子が亡くなったのを見て、警察官を続ける自信がなくなってしまった……。深夜3時にお母さんに“もう無理かもしれない”という電話を掛けて、休職しそのまま退職しました」 いまの健康的な姿からは想像ができないが、退職後はしばらく何もしない日々を過ごした。体調が回復すると、当初の夢だった理系企業に就職した。 「実際に理系の仕事をしてみたら、“ちょっと違うな”って思っちゃったんです(笑)。そこで、やっぱり身体を動かすことが好きって改めて気づいた。今度は筋トレを仕事にしたいって考えて、小さなパーソナルジムで働きながら、トレーナーの資格を取る勉強を始めました」 「コツコツやって結果が出るのが楽しかった」という努力が実り、晴れてトレーナーとして働き始めるが、今度はコロナ禍が降りかかった。 「ジムが休業することになり“トレーナーだけやっていたら、暮らしていけなくなる”って慌てました。そのときに、以前から興味があったセクシー女優の仕事が思い浮かんだ。性産業に従事している女性たちが筋トレをしたいってなったとき、自分も女優を経験していたほうが、教え方にも説得力が増すって考えたんです」 飽和状態ともいえるAV業界。一説には月2,000人も女優デビューするという。その中で、生き残るためにはどうすればよいのだろうか。 「私はめちゃくちゃかわいいわけでもないし、スタイルがいいわけでもない。だけど、面接では何かしらインパクトを残さないと覚えてもらえない。そこで、学生時代にパワーポイントを作るのが得意だったので、自己PRを資料にまとめて持っていきました」(同前) SODクリエイトより華々しくデビューした彼女。すぐさま『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)や『給与明細』(ABEMA)など、メディアにも登場した。 「AVデビュー後はとにかくアンチのコメントが怖かったし、プレッシャーを強く感じました。でも警察官時代を思い出せば、“検死解剖”という捜査では遺体の臓器を運んだりもしていたので。臓器を運ぶよりもつらいことってないだろうなって考えたら吹っ切れました」(同前) ちゃんよたさんはセクシー女優以外にも、プロレスラーとしての顔も持つ。慶応大卒で博報堂出身というレスラー三富兜翔が代表を務めるプロレス団体『P.P.P.TOKYO』からデビューするきっかけは何だったのだろうか。 「三富さんから“表に立つ仕事をしながら筋トレをしているなら、レスラーをやってみないか”って声を掛けられました。それまでプロレスを見たことがなかったのですが、実際に観戦してみたらめちゃくちゃかっこよかったです! デビューしたかったというよりも、練習に参加してみようっていうところからスタートしました」(同前) 持ち前の運動能力の高さを生かし、フワちゃんが参戦したことで話題となった『スターダム』や、『BreakingDown』のリングにも上がっている。 「おかげさまで、AVもオファーをたくさんいただきました。そうしたらAV撮影を月9本行って、YouTubeの動画配信をして、プロレスの練習……という感じで、肝心の筋トレをする時間がなくなっちゃったんですよ(苦笑)」(同前) 撮影現場では、長い時間だと朝から日付が変わってしまう時間までかかることもある。そのような状況が続いて、体調は壊さなかったのだろうか。 「やっぱり撮影はきついですね。腰も痛いし、足も筋肉痛になった。あと人と比べてしまう性格なので、自己肯定感がどんどん下がっていきました……。あまりにがむしゃらに頑張りすぎたので、少し休むことにしました」(同前) 昨年5月からAVとプロレスを、数ヵ月休業していた。そんな彼女に、復帰後の目標を聞いてみた。 「レスラーとしては、ベルトを獲りたいです! スターダムの『NEW BLOOD』というタッグベルトへ挑戦表明をしているので、頑張りたい。あとボディーメイク大会に出場したいので、減量中です。AVを始めた当初は、“肉体派女優って言ったら、ちゃんよただよね”って認知されて、全AVファンに刺さるAV女優になりたい、というのが目標でした。FANZA(アダルト動画などを扱う大手サイト)で毎年女優ランキングが出ているのですが、ずっとランク外だったんです。でも’23年のランキングで初めて180位になれた。この順位は、いままでやってきたことの結果が出たなって感激しました。なので、AVについてはこれからの目標をどうするか、まだわからないですね」(同前) 最後に、筋トレの効果について聞いてみた。 「トー横キッズって呼ばれる女の子に、ムキムキな子って見かけないじゃないですか(笑)。メンヘラっぽい人には、筋トレをおすすめします。適度な筋トレは絶対にメンタルにもいいはず! 」 取材・文:池守りぜね
FRIDAYデジタル