霧島賞を制したルピナステソーロ（佐賀競馬提供）

＜霧島賞＞◇9日＝佐賀◇重賞◇ダート1400メートル◇JRA交流・3歳上九州産◇出走12頭◇1着賞金800万円 　高知から参戦した2番人気の熊本県産馬ルピナステソーロ（牝6、宮川真）が、4角先頭から押し切って重賞初制覇を果たした。鞍上は永森大智騎手（37＝雑賀）。良馬場の勝ち時計は1分28秒4。 　大外8枠12番からスタートを決めると、2番手を手応え良く追走。逃げたオバケノキンタを4角手前でかわすと、直線は後続に3馬身差のセーフティーリードを保って押し切った。 　同馬はもともと佐賀競馬でデビューし、5戦4勝でJRAへ移籍。1勝クラスで勝利を挙げ、今年2月からは高知に移籍して5戦3勝と充実を示していた。 　宮川真衣師は「暑い時期の輸送となりましたが、体もそれほど減っておらず、いい状態でレースを迎えることができました。頑張ってくれましたので、ここでひと息入れる予定です。この後は馬の状態を見極めた上で、オーナーと相談しながら考えたいです」とコメントした。 　2着も同じく高知の5番人気アイアンムスメ（牝6、田中守）。 　ハナを切った4番人気のJRAオバケノキンタ（牡4、大根田）が3着。 　1番人気に支持されたJRAアイタカ（牝3、谷）は8着に敗れた。 　馬連（9）（12）1180円 　馬単（12）（9）2090円 　3連複（6）（9）（12）4190円 　3連単（12）（9）（6）1万5500円 　（注＝成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください）