米FRB、利上げの可否を協議 市場予想は金利維持が大勢
【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会（FRB）は19日、金融政策を決める連邦公開市場委員会（FOMC）を開く。2日間の日程で、20日に決定内容を公表する。政策金利の引き上げの可否を協議するが、インフレをもたらす要因だった人手不足が解消しつつあることなどから、市場予想では政策金利を維持するとの見方が大勢だ。 決定内容と同時に公表する経済見通しでは、会合出席者による金利や物価の予測を示す。前回7月会合では、2会合ぶりに0.25％の利上げを決定。6月に示した金利見通しに沿えば年内にあと1回の利上げが見込まれるが、見通しを引き下げれば利上げの打ち止めを意味することになる。
