老後は地方に住みたいと考えています。「住民税の安い地域」ってありますか?
税金以外で知っておきたい地方移住の注意点
ここからは、税金面以外で地方に移住する際の気をつけたいポイントを紹介します。 ■居住エリアによっては車の維持費がかかる 地方の場合、首都圏と比較して、公共交通機関が少ない傾向にあります。そのため、自家用車の購入が必要になるかもしれません。 車を購入する場合は、初期費用として数百万円、維持費としてガソリン代や車検代などが必要です。また、自動車税や任意保険の支払いも発生するため、車を購入する場合は、ある程度の予算を見積もりましょう。 ■雪が降る地域では暖房代や車のタイヤ履き替えに注意 雪が降る地域や寒さが厳しい地域では、暖房や車のタイヤ履き替えに費用がかかります。エアコンだけで冬を乗り切ることが難しい地域では、石油ヒーターを購入したり、こたつやホットカーペットを購入したりする必要があります。 また雪道を走行する場合は、ノーマルタイヤでは危険が伴うため、スノータイヤへの履き替えが必要です。タイヤ交換は、ガソリンスタンドで行うと2000円程度の費用がかかり、定期的にタイヤを買い換える必要があるため、注意しましょう。
住民税は自治体ホームページをチェックしよう
地方に移住すると、住民税に変化があるため、移住前に確認することをおすすめします。特に移住先で新たな仕事を始める場合は、収入によって税額も異なるため、受け取る給料と税率を確認しておくと、毎年の支払いに見通しが持てるでしょう。 また住民税だけではなく、生活に関わる維持費も地方では変化があるため、移住前に家族と話し合い、お金の捻出方法を考えておきましょう。 出典 総務省 個人住民税 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部