福岡が全国トップの上昇率…路線価公表 福岡市東区で14.3%アップも “駅前好立地”と拠点性がカギ
次に上昇率が高かったのが福岡市早良区西新4丁目の明治通り。 1平方メートルあたり130万円と、前の年より14%アップしました。 地下鉄の駅があり利便性が高く、マンションや商業施設を建てる土地の需要が超過状態であるといいます。 ◆不動産鑑定士 浅川博範さん 「やはり駅に近い、文教地区ということを考えると、高層住宅が非常に建っていてマンション用地として、非常に人気があるというところが大きな上昇の要因」
福岡市の「千早」と「西新」、上昇率が高かった地域にはある共通点があるといいます。 ◆不動産鑑定士 浅川博範さん 「西新が福岡市の西エリアの拠点。千早が香椎よりも今は福岡市の東エリアの拠点。その拠点性、そして利便性が共通点になると思います」 駅前という好立地で住宅地としての人気が高いエリア、そして東の千早、西の西新という拠点性と利便性が上昇の要因とみられています。 ◆不動産鑑定士 浅川博範さん 「建築費が上がって販売価格が上がったとしても、なぜか売れてしまう福岡。地価上昇の力強さを支えているのではないかとみている」 依然として勢いを増す福岡の路線価。 今後ますます価格は上昇していくとみられています。
テレビ西日本