「忍たま乱太郎」13年ぶり劇場映画が大ヒット!シリアス路線に注目、「きり丸」役の田中真弓が語る
年の瀬に正月映画が続々と公開されている中、人気アニメシリーズ「忍たま乱太郎」の13年ぶりとなる劇場映画「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」が全国328館での公開初日(20日)の興行収入ランキング1位を獲得するなど、快調なスタートを切っている。注目作の中でも、その存在がクローズアップされている主要キャスト「きり丸」役の声優・田中真弓が、よろず~ニュースの取材に対し、新たにコメントを寄せた。 【写真】今年1月の舞台で軽快なトークを繰り広げる田中真弓と作家の中山千夏 同作は22日までの公開3日間で興収2億9000万円を突破したことが報じられ、世代を超えた大ヒットになっている。 「忍たま乱太郎」とは、尼子騒兵衛氏の漫画「落第忍者乱太郎」から誕生したテレビアニメで、「忍たま」とは忍術学園で修行を積む生徒たち。つまり「忍者のたまご」の略だ。田中が演じる「きり丸」は乱太郎らをはじめとする生徒の一人で、本名は「摂津のきり丸」。今作では消息を絶った「土井先生」という担任を生徒たちが捜索するというストーリーになるという。 田中といえば、「ドラゴンボール」のクリリン役、「ONE PIECE」のモンキー・D・ルフィ役などで知られるベテラン。新作の注目点について、田中は「きり丸が幼い頃に家族を失ったことは、設定としては皆さん(忍たまファンなら…汗)ご存知と思われますが…。まさか!D井先生も…!?」と当サイトに謎かけ。さらに、田中は「スーパーギャグアニメ『忍たま乱太郎』がこんな風にシリアスドラマ(?)になるなんて…、というところが面白いです」と意外な展開を示唆した。 「忍たま乱太郎」シリーズについて、その魅力を当事者としてどのように感じているかと問うと、田中は「素晴らしいマンネリズム!今までも、これからも、子々孫々楽しめる作品です!」とアピールした。 「鬼滅の刃」「千と千尋の神隠し」「君の名は。」「ONE PIECE FILM RED」「もののけ姫」「ハウルの動く城」「THE FIRST SLAM DUNK」「名探偵コナン」「崖の上のポニョ」…。日本映画界において、興収ランキングの上位は圧倒的にアニメ映画が占めるという状況が続いている。今回の劇場映画版「忍たま乱太郎」の新たなシリアス路線も、過去のヒット作と同様、観客を劇場に呼び込む力を内包しているのかもしれない。 (デイリースポーツ/よろず~ニュース・北村 泰介)
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