「学費は高かったけれど、このためなら数百万は安い」 お見舞いに行った、大学時代からの親友の父の言葉に涙「学費だけはケチらない」
「親友のお父さんのお見舞いに行った時、『学費は高かったけど、娘が君と友達になるための数百万と思ったら安いもんだなぁ』と言ってくれたの一生の宝物だし、いまならお父さんの気持ちがわかるなぁ。娘が生涯の友に出会うならいくらでも払いたいなぁ。だからどんな大学に行くかとか、ほんと縁だな」 いわし2号さん(@iwashibooks029)の投稿に共感の声が寄せられています。 「それほどの価値がある存在だと言われた自分も嬉しいし、お友達がどんなにお父様から愛されてるかもわかる、みんながハッピーな言葉」 「娘がこの春から高3になる今まさに進路問題が旬のネタなので心の片隅に置かせてもらいます」 「『高い金払ったけど、楽しそうに通ってくれたし、資格も取って仕事してくれてるし、友達にも恵まれたし、大学行かせて良かった。めっちゃ高かったけどな』大卒2年目に母から言われた言葉。本当に感謝です」 「大学の時、友人皆で『学費の分余裕で元が取れる関係を築けたな!』って盛り上がった事思い出した そんな風に思える出会いがあってよかった」 「本当にそれ。色んな出会いがあっていろんな影響を受けて。安い!安くないけど安い!だから学費だけはケチらないんだ。学費だけね」 投稿には、子どもの幸せや素敵な出会いを願う親御さんや、学生生活で良い出会いを得た方からのエピソードが続々と届いています。 現在中学生の娘さんがいらっしゃるいわし2号さんにお話を聞いてみました。
「どこで何を学ぶか」より「誰と出会ったか」かなぁと
――どういったきっかけでこの度のエピソードの投稿を? 中学生の娘と進路の話をしていて、「学力」や「校風」など、何を基準に学校を選ぶか…ということを考えていたところ、ふとこのエピソードを思い出しました。親としてはついつい偏差値などに注目してしまいがちですが、私自身の中学・高校・大学を振り返って、結局「どこで何を学ぶか…」というより、残っていたのは「誰と出会ったか」かなぁとしみじみしてしまった次第です。 ――親友さんとの出会いは? 大学のときです。同じゼミで興味のある分野が似ていたことから仲良くなりました。卒業してもう15年以上たちますが、ずっと同じテンションで仲良くし続けています。 ――大学時代から家族ぐるみのお付き合いを? 私が親友のことを好きすぎて、彼女の実家の近くに引っ越して以来、ご家族にも本当によくしていただいています。彼女の家族の誕生日会に呼んでもらったり、私が出産したときは彼女のご両親やお姉さんにまで子どもの面倒をみてもらったりしました。 ――引っ越しまで!ご家族との交流も素敵です。お子さんに親友さんとのお話や大学時代のお話などは? 友達関係のことで悩んでいそうなとき、しょっちゅう親友の話をします。私が彼女と仲良くなったのは20歳くらいだし、本当に心を許せる友達に出会えるのは、今かもしれないし、明日かもしれないし、10年後かもしれない、というような文脈で話しています。 ◇ ◇ かけがえのない大学時代の出会い。親友さんとそのご家族にとっても、いわし2号さんが大切な存在だったのでしょうね。 娘さんも中学生ということで、友人関係の悩みもつきない多感な年頃。ご自身の経験から、生涯の友やご縁となる出会いがこの先の未来にあるのなら、可能な限りサポートしてあげたいといういわし2号さんの子を思う気持ちが伝わってきました。 いわし2号さんはポイ活や時短家事を研究し、ブログ「いわしブックス」で紹介。子どもの学費を貯めるためにも、ちょっとした節約に役立ちます。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 真弓)
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