元巨人ビエイラ ド軍相手に圧巻の3者三振 雄たけび連発で敵地からブーイング響く 大谷とは対戦ならず
「ドジャース3-9ダイヤモンドバックス」(4日、ロサンゼルス) 巨人の守護神として活躍し、時速166キロのNPB最速記録を持つダイヤモンドバックスのチアゴ・ビエイラ投手が6点リードの九回に登板。圧巻の三者連続三振で締めくくった。これで4登板連続で無失点とした。 【写真】巨人時代のチアゴ・ビエイラ ド迫力の投球フォームと表情 九回はテーラーを160キロで空振り三振。キケ・ヘルナンデスも158キロで空振り三振。最後はビジオも159キロでハーフスイングの三振となり、試合終了が決まると胸をたたいて雄たけび。巨人時代からのパフォーマンスを連発すると、フラストレーションの溜まった敵地からはブーイングも響いた。次打者の大谷とは前日に続いて対戦ならなかった。 巨人には20年から22年まで在籍。来日2年目にはクローザーとして19セーブをマークするなど、3シーズンで通算92試合に登板した。 メジャーではブルワーズで開幕を迎えたが、16登板で防御率5・64と振るわず、5月20日に戦力外扱い。トレードでオリオールズへ移籍したが、最初の登板となった5月27日のレッドソックス戦で1安打4四球3失点。1死も奪うことができず強制降板。6日後に2度目の戦力外通告を受けた。