福島の住宅地にサル出没 保育園にも、近隣住民に注意呼びかけ
31日午前10時25分ごろ、福島市渡利の住宅地や保育園で住民らから「サルを目撃した」と市に通報があった。市と福島署によると、サルによるけが人や農作物の被害は確認されていない。 市によると、サルは体長約40~50センチ。同日午後には弁天山でも目撃された。警戒中の市職員や署員がサル1匹を見つけたが、見失った。市は広報車などで近隣住民に注意を呼びかけた。 同市渡利のさくら保育園では、職員が園庭のフェンス付近にいるサルを目撃した。道路の方に逃げたという。園児らは別の場所で避難訓練をしており、園にはいなかった。安彦孝園長は「けが人がいなくて良かった。園庭に誰もいなかったから下りてきたのかもしれない」と心配そうに話した。
福島民友新聞