ヤンキース・ジャッジが全米トップ独走の27号 左手死球から復帰初戦で“一発回答” 同地区の首位攻防戦
◆米大リーグ ヤンキース―オリオールズ(20日・米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム) 【動画】ジャッジが左手死球から復帰初戦で豪快27号2ラン ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が20日(日本時間21日)、「3番・中堅」で2試合ぶりの先発復帰。3回にメジャートップを独走する復活の27号2ランを放った。 今季9勝の先発・ヒルが打ち込まれ、1―8と大量7点ビハインドの3回2死一塁。ジャッジは敵軍の先発左腕・アービンの93・4マイル(約150・3キロ)直球を振り抜き、打球速度110・6マイル(約178キロ)で右中間席まで運んだ。飛距離395フィート(約120・4メートル)、打球角度24度。名門の主将が意地を見せた。 ア・リーグ東地区の首位攻防戦。ジャッジはカード初戦、18日(同19日)の同戦の3回先頭で元ヤクルトの右腕・スアレスの94・1マイル(約151・4キロ)直球が左手甲を直撃。この回はプレーを続けたが、死球の影響で4回の打席で代打を送られていた。しかし、検査の結果は骨折などはみられず、19日(同20日)の第2戦を休養に充てただけで復帰。“一発回答”で、本塁打王争いではリーグ2位のヘンダーソン(オリオールズ)の目の前でリードを5本差に広げた。
報知新聞社