【極道サミット】稲川会、住吉会、六代目山口組…白昼の横浜に「名門ヤクザのトップ集結」緊迫の現場撮
固い握手を交わす親分たちの表情からは、充実感が漂っていた。 7月中旬、横浜市内にある指定暴力団・稲川会の関連施設が、真っ昼間から異様な緊張感に包まれていた。それもそのはず、中では関東にある名門ヤクザのトップが一堂に会する、”極道サミット”とも呼ぶべき会談が開かれていたのだ。 組員たちは直立不動で待機、住吉会の小川会長は笑みを浮かべ…”極道サミット”緊迫撮【写真】 「この日は関東のヤクザ8団体からなる『関東親睦会』の集会でした。場所を提供した稲川会・内堀和也会長(71)の他にも、住吉会の小川修司会長や六代目山口組若頭補佐で五代目國粹会の藤井英治会長(78)らが参加。お付きの組員を別で待機させ、親分衆だけで30分ほど話し合ったそうです。同会は’14年に今の組織構成になりましたが、今まで一度もトップが集結したことはありませんでした」(ヤクザ事情に詳しいジャーナリスト) 会談を終え、内堀会長は冒頭のように他団体の親分を握手とともに見送った。 和(なご)やかな会だったようで、中には笑顔を見せる者もいた。 10年間で一度もなかった”サミット”が、今夏に開催された理由はなんなのか。 「六代目山口組の『分裂抗争』が8月で10年目を迎えることと無関係ではないでしょう。実際に会談成立のために、六代目の高山清司若頭(76)がわざわざ東京を訪れ、尽力したそうです。関東の主要団体との関係構築にも、一役買ったのではないでしょうか」(同前) 節目の夏に向け、任侠界には不気味な騒がしさが漂っている。 『FRIDAY』2024年8月9日号より
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