【全プロ記念競輪】SPR賞を制した、一番人気の清水裕友「勝ち切れてホッとした」/勝利インタビュー
高知競輪場の「全プロ記念競輪(F2)」が26日、最終日を終えた。12Rの「スーパープロピストレーサー(SPR)賞」を制した清水裕友(29歳・山口=105期)に話を聞いた。 ■1着 清水裕友 ホームカマシの犬伏湧也の番手から清水裕友が抜け出し「スーパープロピストレーサー賞」を制した。 「とりあえず勝ち切れてホッとしました。今年は勝てそうで勝ちきれないことも多かった。力不足を感じることもあったけど、一番人気になっていたし、勝ち切れて良かった」とチャンスをモノにしての結果に安堵の表情を浮かべた。 レースに関しては「犬伏君が仕掛けたときに一瞬、(寺崎浩平と)踏み合いそうになっていたので構えていたけど、出切れて良かった。後ろから来られていないので、カカっていたと思う。最終的に前に踏んだけど、後ろの松浦さんと決まっていないので、自分の判断が良くなかったのかなと…。自分はライン決着が少ない感じがするので、それが気になりますね」とホッとしたのも束の間、反省点も見つかったようだ。 2日間に関しては「普通ですね。調子が良いとかそういうのではないけど、昨日(初日)は思ったよりも出てくれたので、想像よりかは良かったのかなと。調子自体はまだ上がってくれると思います。今年のG1は残り4つ。目標を高く持っていきたいですね。全プロ辺りから気温が上がってくるイメージなので、暑さの対策はしていきたいですね。毎年G1を獲るといって取れていないときもあるので、賞金ではなくタイトルを獲れるように頑張りたいですね」と後半戦に向けて意気込んだ。(アオケイ・宮本記者)