【厚生年金】平均受給額は14万3973円…現役時代の年収がいくらなら「月額20万円」の年金を受給できるのか
2024年「年金支給日」カレンダーで支給日を確認しよう
公的年金は2ヶ月に1度支給されます。偶数月の15日(土日・祝祭日の場合は直前の平日)が支給日です。 年金支給日:支給対象月 ・2024年2月15日(木):2023年12月分・2024年1月分 ・2024年4月15日(月):2024年2月分・2024年3月分 ・2024年6月14日(金):2024年4月分・2024年5月分 ・2024年8月15日(木):2024年6月分・2024年7月分 ・2024年10月15日(火):2024年8月分・2024年9月分 ・2024年12月13日(金):2024年10月分・2024年11月分 現役時代の給与は、毎月振り込まれることがほとんどでしょう。一方、年金は前々月と前月分がまとめて支給されます。 2ヶ月分がまとめて振り込まれますので、使い過ぎないよう管理を徹底する必要があります。
公的年金だけに頼らない! 老後の資金準備はお早めに
本記事では「年金を月額20万円」受け取れる人の現役時代の平均年収を確認していきました。 また、令和6年度のモデルを確認すると夫婦2人分の年金月額は「23万483万円」。ただし、夫婦ともに40年間勤務していることが前提となります。受給額は、年収や勤務年数によってそれぞれ異なります。 年収をコントロールすることは難しく、勤務年数においても病気や怪我で働き続けられる保証はありません。年金だけに頼って老後を迎えるのは少し危険といえるでしょう。 「収入を増やす」「節約をする」には限界があります。貯蓄だけなく資産形成にも視野を広げてみるのも良いでしょう。 今話題の「新NISA」や「iDeCo」も資産形成をするための選択肢です。豊かな老後に向けて、ご自身にあった準備をしていきましょう。
参考資料
・日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・日本年金機構「老齢年金ガイド 令和5年度版」 ・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」
荒井 麻友子