「流行語大賞」に負のジンクス? フワちゃんは活動休止…“一発ギャグ”トップ10選出の芸人は消える
やはり“ジンクス”は本当だったのか。2日に発表された「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」では年間大賞に「ふてほど」が選出。今年1月期に放送されたドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)の略称だが、SNS上では「聞いたことがない」などの声が相次いだ。 【写真】2020年の流行語大賞でトップテン入りしたフワちゃん 一方、トップ10には、「50-50」「裏金問題」「もうええでしょう」などがランクインしたが、かつて流行語大賞といえば、定番だったお笑い芸人の“一発ギャグ”は今年も皆無。お笑い業界関係者はこう話す。 「やはりネタ番組が減ってテレビの影響力も下がっているので、国民的なギャグが生まれにくくなっている。それより驚くのは、“流行語大賞に選出されるとその芸人は消える”というジンクスが立証されたことですよ。それは2020年に『フワちゃん』で自身の名前がトップ10入りしたフワちゃんのことです」 この関係者が言うように、確かに2000年以降、トップ10入りしたギャグを振り返ってみると、巷間、囁かれるそのジンクスも納得できそうだ。 ・「なんでだろう~」(03年=テツandトモ) ・「って言うじゃない…/…残念!!/○○斬り!」(04年=波田陽区) ・「フォーー!」(05年=レイザーラモンHG) ・「そんなの関係ねぇ」(07年=小島よしお) ・「グ~!」(08年=エド・はるみ) ・「ラブ注入」(11年=楽しんご) ・「ワイルドだろぉ」(12年=スギちゃん) ・「ダメよ~ダメダメ」(14年=日本エレキテル連合) ・「安心して下さい、穿いてますよ。」(15年=とにかく明るい安村) ・「PPAP」(16年=ピコ太郎) ・「35億」(17年=ブルゾンちえみ) 「ただし、営業で大忙しのテツandトモ、今や子供に大人気の小島よしお、ローカルタレントとして活躍中の波田陽区、海外に活路を見いだした安村、またユーチューブやBSの番組で活躍している人など、地上波のゴールデンタイムでの露出は減っても、別の場所で活躍している人は多いので、“消える”というと語弊があるかもしれません。ただ“一発屋芸人”の宿命だと思いますが、いずれも地上波に出まくっていたブレーク時のような爆発力はない。しかし、自身の名前が流行語大賞に選ばれたフワちゃんは、そのジンクスがよほど強烈に作用したのか、表舞台から完全に消え去ってしまいました」(前出の関係者) フワちゃんといえば、今年の夏、お笑い芸人・やす子(26)へのSNS上での不適切な発言で、大バッシングを浴び、グーグルのCMも降板。芸能活動休止となったことは記憶に新しい。 「ネット系番組などで復活させる動きもあるようですが、実現するかどうか。もともと傍若無人なキャラでそれが面白がられていましたが、世間からの風当たりは強く、騒動があった8月以降、XなどのSNSも全く更新されていません。このまま消える可能性は高い」(芸能プロ関係者) “消しゴムマジックで消してやるのさ”などとグーグルのCMでは言っていたが、「流行語大賞」のジンクスが見事に当たってしまったということだろうか。 ◇ ◇ ◇ 4年前の流行語大賞でトップテン入りしたフワちゃんは、今、何をしているのか? 関連記事【もっと読む】フワちゃんは許された? 結婚式出席に《元気そうで》と冷静な声相次ぐ一方、オワコンの懸念も…では、やす子への暴言騒動以降のフワちゃんの動向について伝えている。