「“バン”という音が…」種子屋久高速船が岸壁衝突 3連休最終日 鹿児島・西之表港
南日本放送
種子島・西之表港で23日午後、着岸しようとしていた種子屋久高速船が岸壁に衝突しました。 折れ曲がったフェンス、衝突した船の先端は傷つきへこんでいます。 種子島海上保安署などによりますと、23日午後2時ごろ、西之表港に着岸しようとした種子屋久高速船が着岸に失敗し、岸壁に衝突しました。 (目撃した人)「迫ってきてるな近いなと思った。バンという音がして、岸壁に勢いよくせり上がった」 船は、屋久島の安房港を出港し、種子島を経由し鹿児島港に向かう途中で、乗客乗員合わせて133人が乗っていましたが、けが人はおらず、油の流出もないということです。衝突からおよそ1時間、ようやく乗客が降り始めました。 (乗っていた人)「衝撃がどんときて、こわかった。悲鳴はなかったが、どうしたのかなと」 (乗っていた人)「1番前の真ん中の席だったので、凄かった。減速しなかったので、こういうとめ方だったのかと思った。大阪なので、船次第では帰れない可能性もある」 海上保安署が衝突の原因を調べています。 事故の影響で高速船は2便が欠航しました。24日は屋久島発の始発便のみ欠航し、その他は通常運航の予定です。
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