アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの子供たちが名字から「ピット」外しをするワケ
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの15歳の娘ヴィヴィアンが、名字から「ピット」を外したと報じられ、元夫妻の子供たちの「ピット離れ」が進んでいると取りざたされている。 【写真あり】だだの白Tシャツなのに…”セレブ感”だだ漏れのアンジェリーナ・ジョリー ヴィヴィアンは母親のジョリーがプロデュースする新作ミュージカル『アウトサイダーズ』を手伝い、アシスタント・プロデユーサーを務めている。同作のパンフレットには《ヴィヴィアン・ジョリー・ピット》ではなく《ヴィヴィアン・ジョリー》と記載されていたという。米誌「PEOPLE」が報じた。ヴィヴィアンが法的に名前を変えたかどうかは不明だ。 4月11日にニューヨークで開催された『アウトサイダーズ』の初日に、ヴィヴィアンと出席したジョリーは、 「演劇を学ぶ学生であり芸術の支援者である娘のヴィヴィアンと共に、初の演劇プロデュース事業に取り組むことに興奮しています」 とのコメントを寄せていた。 同作は、S.E.ヒントンの同名小説を映画化したフランシス・フォード・コッポラ監督の’83年の映画『アウトサイダーズ』のブロードウェイ版として上演された。 昨年11月には、元夫妻の長女ザハラが大学スペルマン・カレッジの社交クラブに入会した際、 「ザハラ・マーリー・ジョリー」 と自己紹介したことが明らかになった。ザハラに続いてヴィヴィアンも“ピット外し”で波紋を広げている。 また次女のシャロイも5月27日に18歳になったのを機に、「ピット」姓を外してシャイロ・ジョリーに改名する届を役所に提出したという。 あるピット関係者は’22年8月、同誌に対し、元夫妻の親権争いが続く中、ピットは子供たちと早くより良い関係になりたいと願っていると語っていたというが、その願いはますます遠ざかっているようだ。 元夫妻のもとで20年間働き、現在もピットに雇われている警備会社のオーナー、トニー・ウェブは、元夫妻のフランスのワイナリー、シャトー・ミラヴァルをめぐる裁判の関連書類の中で、彼の従業員は、ジョリーが 「面会中にピット氏と過ごすのを避けるよう(子供たちに)勧めている」 ことを目撃したと明かしたという。 次男パックスは’20年に、自身のインスタグラムで、父親ピットを、子供たちを「恐怖に震え上がらせる」「世界クラスのろくでなし」と非難していたと報じられたこともあった。 「ピットとジョリーは7年の交際期間を経て’12年に婚約して、’14年に南フランスで結婚した。そのわずか2年後の‘16年にアンジーが離婚を申請。一家でロンドンから米国にプライベートジェット機で帰国した際に、ピットとアンジーが機内で口論になり、アンジーをかばった長男マドックスに酒に酔ったピットが暴力をふるったことが原因と報じられましたね」(女性誌記者) この一件でマドックスやパックスら子供たちはピットに反発して、アンジーの味方をして一緒に生活するようになったといわれる。 アンジーは6人の子供たちを連れて家を出てピットと別居。離婚裁判では子供の親権をめぐって争い、’19年に離婚が成立した。 当初はアンジーが子供たちの親権をすべて持っていたが、’21年にピットが子供たちの親権の50%を持つことを認める合意が取り交わされたといわれる。だが、実質的にはピットの父親としての存在感は薄くなる一方のようだ――。 文:阪本 良(ライター、元『東京スポーツ新聞社』文化社会部部長) 現在はWebマガジン『PlusαToday』を始め、芸能、映画、ハリウッド情報などの記事を執筆。日本映画ペンクラブ会員
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