レヴァークーゼンで一気に覚醒 CBもWBもこなすスタニシッチの気になる来季
所属元のバイエルンでも見たい戦力
未だ無敗を継続するレヴァークーゼンにて、今季大きく化けた選手の1人がバイエルンからレンタルで加わっていたDFヨシップ・スタニシッチだ。 24歳のスタニシッチは、当初レヴァークーゼンでもレギュラーではなかった。しかし中盤戦より出番が増え、3バックの一角に加えてウイングバックに入ることもあった。21日に行われた前節のドルトムント戦では後半アディショナルタイムにコーナーキックから同点ゴールを記録してチームの無敗継続に貢献しているが、今季は攻撃面のクオリティも飛躍的にアップしている。 これだけの活躍ぶりを見れば、所属元のバイエルンサポーターもスタニシッチを来季のチームに組み込みたいと考えていることだろう。独『sky Sport Germany』によると、スタニシッチもバイエルン側との話し合いがあることを認めている。 「すでに話し合いはある。バイエルンのプランに入っているとは言われたけど、現時点で僕の心はまだレヴァークーゼンにある。シーズンが終わるまではね」 バイエルンは来季トーマス・トゥヘルに代わる新指揮官を招聘する予定で、スタニシッチの序列も新指揮官のプラン次第ではある。サイドバックとして計算するにしても、今季のバイエルンではジョシュア・キミッヒやコンラッド・ライマーを回すなどいくつかのオプションがある。スタニシッチが絶対的戦力になれるかは分からない。 レヴァークーゼンでの活躍は見事だが、来季スタニシッチはどこでプレイすることになるのか。
構成/ザ・ワールド編集部