神戸国際大付、開幕戦制す 延長十回サヨナラ 選抜高校野球
第93回選抜高校野球大会は第1日の19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、4年ぶり5回目出場の神戸国際大付(兵庫)が開幕試合で、10年ぶり13回目出場で昨秋の北海道大会王者・北海(北海道)に延長十回、3-2でサヨナラ勝ちした。 【大接戦!写真で振り返る開幕戦】 神戸国際大付のセンバツ勝利は、4強入りした第77回大会(2005年)以来16年ぶり。開幕試合の延長戦は第91回大会の呉(広島)―市和歌山以来。 神戸国際大付が延長サヨナラ勝ち。1点を追う九回1死一、三塁からスクイズを試み、失敗したものの三塁走者の坂本が本盗を決めて同点。延長十回1死満塁から途中出場の関が決勝の中前適時打を放った。北海は二回に押し出し四球で先取点を挙げるなど2点をリードしたが、先発の左腕・木村が終盤に捉えられた。 ◇神戸国際大付・青木尚龍監督 こういう展開とは思っていなかった。良い試合だった。(サヨナラ打の)関は最近調子が良くなかったが、良いところで打ってくれた。(救援の)楠本は元気があるというか、球に力があった。 ◇北海・平川敦監督 力負け。(先発した)木村は失投もなく力を発揮できた。内容的に継投は考えなかった。勝てた試合展開だったが、肝心なところでミスが出たのは力がない証拠。夏に向けて鍛え直したい。 ◇全31試合を動画中継 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。