スペイン代表MFカルバハル長期離脱で苦しむレアル…。クラブは後継者にトッテナムDF獲得に関心か?「売却は賢明な動き」
レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFダニエル・カルバハルは、膝の負傷によって長期離脱が確実視されている。英メディア『TEAMTALK』は現地時間21日に、同選手の後釜としてマドリーが複数選手をターゲットにしていること、その中の一人にトッテナムDFペドロ・ポロの名前が挙がっていることを報じていた。 6日に行われたビジャレアル戦に出場したカルバハルは、ジェレミ・ピノとの接触により右膝を負傷。診断の結果、前十字靭帯、外側側副靭帯、膝窩腱の断裂が確認された。手術は成功したものの、約1年近くの長期離脱になることは間違いない。 そのため、マドリーはカルバハルの後釜となる選手を探しているようだ。まず筆頭候補として名前が挙がっているのは、リバプールに所属するDFトレント・アレクサンダー=アーノルドだ。同選手はリバプールとの契約が今年度までとなっており、契約を延長しない限り来年フリーで獲得できる可能性がある。もっとも、クラブのアカデミー出身ということもあり、今後契約更新する可能性も高いだろう。 英メディア『GIVEMESPORT』は、ブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンに所属するジェレミー・フリンポン、そしてトッテナムに所属するスペイン代表DFポロ獲得にマドリーが関心を示していると報じている。 もっとも、「トッテナムがポロを強制的に放出することはないだろうというのは明らかだ」と指摘した上で、「もっとも同選手は約3900万ポンド(約74億円)で契約したため、約6000万ポンド(約114億円)の値段であれば売却はクラブ内で賢明な動きとみなされるかもしれない」と、金額によっては現在主力として活躍している選手であっても売却する可能性があることを伝えていた。ただし、「ポロの移籍に関しては、マドリーがをアーノルドを獲得できなかった場合にのみ行われるだろう」と言葉を続けており、「よってマドリーだけではなくトッテナムも、リバプールとアーノルドとの契約交渉がどうなるかに注目している」と言及している。
フットボールチャンネル編集部