福島第一原発3号機 貫通口周辺の調査を開始
福島放送
福島第一原発3号機の燃料デブリ取り出しに向け、格納容器につながる貫通口周辺の調査が始まりました。 福島第一原発では11月、2号機からの燃料デブリの試験的取り出しが完了していて、この時の取り出し装置はX-6ペネと呼ばれる貫通口から格納容器の中へ入れられました。 東京電力は3号機でも2号機と同じ入れ方を検討していて、4日、3号機の貫通口周辺の調査を始めました。 今回の調査は、放射性物質を遮へいする壁と格納容器の間の「前室」と呼ばれるスペースで行われ、12月中旬までかけて、壁に開けた穴から貫通口周辺の放射性物質の量などを測定する予定です。