「グルメ」や「ファン」6ゾーンに多くの来場者 福島県矢吹町フロンティア祭り
「やぶきフロンティア祭り2024」は6日、福島県の矢吹町文化センターと町保健福祉センター駐車場で開かれ、大勢の来場者でにぎわった。 町と町商工会などでつくる実行委員会主催。飲食物を販売する「グルメ」や、各種団体が出展する「ファン」など六つのゾーンにブースが並んだ。駐車場の特設ステージや文化センターではアイドルショーや空手演武などが披露された。 町保健福祉センターでは町社会福祉協議会の「やぶき社協まつり」も開かれた。炊き出し実演販売や、子どもたちが工作などを体験する「秋まつり」に親子が詰めかけた。 ■町が「ゼロ・カーボン宣言」 町は同日開催されたやぶきフロンティア祭り会場で、2050年の脱炭素社会実現を目指す「ゼロ・カーボン宣言」を表明した。 今年3月に策定した「矢吹町地球温暖化対策実行計画」の住民への周知と、関係企業・団体の連携強化が目的。 「チームやぶき・まちづくり推進課」ブースに蛭田泰昭町長と藤井源喜町議会議長、水素関連産業新規参入ワーキンググループ、「チームやぶき」メンバーが集結。蛭田町長が「目標達成に向け町民の機運醸成を図り、安心して住み続けられる町を将来につないでいく」とする宣言を読み上げた。
(県南版)