英国フェザー級ファイターのニック・ボール、レイ・バルガス戦後に望む対戦相手とは | ボクシング
【ボクシング】3月9日のジョシュアvsガヌーのアンダーカードで、ニック・ポールがWBCフェザー級王者レイ・バルガスに挑む。
日本時間3月9日、アンソニー・ジョシュアvsフランシス・ガヌーのアンダーカードに英国フェザー級の逸材ニック・ボールが登場する、WBC王者レイ・バルガスに挑戦するが、すでに先の展望にも目を向けている。 この一戦やジョシュアvsガヌーを含む、サウジアラビアで開催されるビッグイベント『Knockout Chaos』はDAZNからPPVで生中継される。 バルガスの持つWBCのタイトルに挑むポールは『Sky Sports』のインタビューに応じ、自身にとってこのチャンスがどれほど大きなものかを力強く語った。 「彼は私の通過点だ」とボール。「一生この世界タイトル戦を夢見てきた。ついにその夢が叶う。相手が誰だろうが問題ではない。それを手に入れるつもりだ」 「人生を懸けて、それを目指して努力してきた。今度こそ、この大舞台でチャンスを掴んだ。絶対に手放すわけにはいかない」 「自分にとってそれは全てなんだ」 さらにボールは続ける。「今回は爆発的なパフォーマンスを見せる。まだ発揮していない多くのものを自分は持っている。今回の相手、そしてこのスタイルが、自分のベストを引き出すだろう」 先週には、ルイス・アルベルト・ロペスと安部麗也が同級IBF王座を争い、オタベク・ホルマトフがレイ・フォードとWBAのベルトをかけて対戦した。それらの選手たちも将来的には魅力的な対戦相手となり得る。 「このタイトルを手に入れたら、あらゆる可能性が開ける」ボールは断言する。 ロペスについては次のように言及している。「(マイケル)コンランを倒した試合で、見事なパフォーマンスを見せていた」 「素晴らしい試合だった。彼のスタイルが気に入っている。前へ進み、強烈なパンチを放つ。常にエキサイティングな試合をする。ボクサーは払ったお金に値する興奮をファンに提供する必要がある。そういうスタイルが好きだね」 「彼はそのタイプのファイターだ。私自身も同じだ」ボールは付け加える。「観客を興奮させなければならない。それが私たちのすべきことだ」 「だが、世界チャンピオンたちでも、同じ階級のどんな選手とでも、リングで戦いたい。誰であろうと戦うよ」
Alexander Netherton