第93回選抜高校野球 ふるさと納税で東播磨応援を 交通費やコロナ対策に活用 /兵庫
<センバツ2021> 県はふるさと納税制度「ふるさとひょうご寄付金」を使い、センバツ初出場を決めた県立東播磨高校への寄付を受け付けている。同制度を活用した野球部の支援は、2016年に出場した県立長田高校以来、2度目。 全県立学校が寄付金を募集して機能向上のための事業に活用する「環境充実応援プロジェクト」の一環。寄付額2000円を超える額が、所得税と住民税から控除される。母校愛を教育環境の充実に生かしてもらう狙いで16年4月に県が導入した。 今回は「野球部甲子園出場をサポート」事業で、目標額は1000万円。部員らの交通費や宿泊費、応援団のグッズ購入費、コロナ対策費などに充てられる。県内からセンバツに出場する神戸国際大付は私立高校のため、事業の対象外になる。 県外在住の個人の寄付者のうち、寄付額1万円以上は県立施設共通招待券、5万円以上は同招待券と県内の特産品詰め合わせを贈る。東播磨高の寄付の問い合わせは同校事務室(079・492・3111)。【藤顕一郎】 〔神戸版〕