【ラグビー】バーチャル背景のような?屋外で会見参加 BL東京V2へ「来季以降は総力戦」HC
ラグビー「リーグワン」1部で23-24年シーズン優勝を飾った東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)のトッド・ブラックアダー・ヘッドコーチ(HC、52)が18日、自然豊かな母国から来季を見据えた。 5月にシーズンを終え、現在はニュージーランドに帰国中。この日、都内で行われた定例記者会見にはオンラインで参加し「息子を学校に送って、その帰りに外で参加しています」とほほえんだ。バーチャル背景ではなく、小鳥のさえずりも聞こえる環境から「結果として優勝でき、選手をこの上なく誇りに思います。かなりメンバーを入れ替え、ローテーションしながらの戦いだった。最後のところでは選手たちが責任を持って、イニシアチブ(主導権)を取ってやることができました」と振り返った。 リーグワンは12月開幕予定の24-25年シーズンにおいて、プレーオフ進出を従来の上位4チームから6チームへ増やす方向で進めている。リーグ3~6位が1回戦を戦い、1、2位がシードとなって準決勝に登場の見込み。ブラックアダーHCは「1位か2位にならないと、プレーオフのプレッシャーで3連戦しないといけない。来季以降は総力戦になると思っています」とし、2連覇に向けて準備を進めていく。【松本航】