絡みのシーンでは完全に彼女がグイグイと…女優・森田望智(28)が『全裸監督』でブレイクするまで〈『虎に翼』でも存在感〉
ヒロインの伊藤沙莉を筆頭に、役者陣の熱演が印象的な朝ドラ『虎に翼』。でも、きとNHKには映らない素顔があるに違いない。視聴者が「はて?」と感じる疑問に答えた総力特集〈NHKには映らない『虎に翼』8つの「はて?」〉をお届けする。 【画像】笑顔で伸ばしたワキ毛を見せる『全裸監督』での森田望智 ◆◆◆ 「黒木さんが村西監督に『撮って下さい』というシーン。彼女は自ら服を脱ぎ、『これが私です』と言ってワキ毛を見せるんです。この迫力が凄かった」 そう証言するのは、Netflixドラマ『全裸監督』(2019年)で、総監督を務めた武正晴氏。「彼女」とは、『虎に翼』でも“脇役”以上の存在感を見せる森田望(み)智(さと)(28)のことだ。 「彼女が演じたのは、寅子の親友で、兄の妻でもある猪爪花江役。割烹着姿で“嫁いだ立場”の苦労を滲ませる姿は共感と同情を呼びました」(NHK関係者)
『全裸監督』でブレイク
1996年生まれの森田。14歳の頃に芸能界デビューを果たしたものの、なかなか芽が出なかった。 「そんな中でブレイクに繋がったのが、『全裸監督』です。主人公・村西とおる(山田孝之)に影響を与える伝説のAV女優・黒木香を熱演しました」(同前) 前出の武氏が振り返る。 「森田さんを選んだのはオーディションでしたが、ひと目見て、黒木さんに顔や雰囲気が似ていると思った。しかも、応募者の中で一人だけ自分でワキ毛も書いてきたんです。それで僕は彼女を推薦したんです」 注目の役柄だったが、 「彼女にとってこんなに大きな役は初めて。『遠くの親戚よりも近くの助監督だろう』と伝えていたので、毎日のようにスタッフルームに来て、資料を読んだりしていた。助監督たちから『なんで毎日来ているんですかね』と言われていたほどです(笑)」(同前)
激しいセックスシーンのための体作り
劇中では、激しいセックスシーンもある。 「あの場面はアクションのようなもの。怪我をしないよう、腹筋や背筋、スクワットなど体作りから準備してもらいました。撮影の合間には2時間ほど、バックの体勢から“駅弁”にワンカットで移行するとか絡みの動きを確認したり。その辺りは、バレエをやっていて体が柔らかかった彼女の特性も生かしました」(同前)