「デッドプール&ウルヴァリン」登場キャラと隠れネタを徹底紹介【ネタバレあり】
大ヒット映画「デッドプール&ウルヴァリン」は、ライアン・レイノルズ演じる俗世のヒーロー・デッドプールとヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンのコンビが繰り広げる、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)と「X-MEN」シリーズをまたにかけた意欲作だ。本作には、MCUや「X-MEN」シリーズのキャラクターが多数カメオ出演しているのが大きな見どころとなっている。米バラエティは、本作に登場した主なキャラクターと、隠れた小ネタを紹介している。 ■MCU関連キャラクター クリス・エバンス(ヒューマン・トーチ役) 「ファンタスティック・フォー」(2005年)とその続編でヒューマン・トーチを演じたクリス・エバンスが、再びこの役でカメオ出演。MCUでキャプテン・アメリカを演じたエバンスの登場に、多くの観客が歓声をあげた。 ジョン・ファブロー(ハッピー・ホーガン役) 「アイアンマン」シリーズなどに登場したトニー・スタークの親友で、スターク・インダストリーズのセキュリティ責任者。デッドプールがアベンジャーズ入りを希望する場面に登場する。 ウンミ・モサク(ハンター B-15役) ドラマ「ロキ」シーズン1に登場したTVAのエージェント。作中ではミスター・パラドックスを捕らえる役割を担っている。 ■X-MEN関連キャラクター ジェニファー・ガーナー(エレクトラ役) 2003年の「デアデビル」、2005年の「エレクトラ」に主演。今作では、元恋人のデアデビルの死について言及。 ダフネ・キーン(X-23役) 2017年公開の「LOGAN/ローガン」で、ウルヴァリンの娘的存在のローラ/X-23を好演。成長したローラが再登場を果たす。 チャニング・テイタム(ガンビット役) 20世紀フォックス時代にガンビットの単独映画を企画していたが、ディズニーとの合併により実現しなかった。作中ではそのいきさつをネタにしている。 ■その他のマーベル・キャラクター ウェズリー・スナイプス(ブレイド役) 1998年から始まった「ブレイド」3部作で主演。レイノルズとは、「ブレイド トリニティ」で共演している。作中では、マハーシャラ・アリ主演で製作中の「ブレイド」に言及するメタなやり取りを見せている。 ■デッドプールとウルヴァリンのバリアント ブレイク・ライブリー(レディプール役) デッドプールの女性版で、レイノルズの妻が声を担当。 マシュー・マコノヒー(カウボーイ・デッドプール役) 西部劇風のデッドプール。 ネイサン・フィリオン(ヘッドプール役) ゾンビの災厄から生き残った頭部だけのデッドプール。 ヘンリー・カビル(キャヴィリン役) DCの『スーパーマン』で主演したカビルが、ウルヴァリンのバリアントを演じる。 ■登場する小道具や隠れた小ネタ キャプテン・アメリカの盾 アイアンマンのアーク・リアクター ペッパー・ポッツの雑誌の表紙 ファンタスティカー(ファンタスティック・フォーの移動手段) ミラノ(ガーディアンズ・オブ・ギャラキシーの宇宙船) センチネルの足 ドクター・ストレンジのマント ジャイアントマン(アントマン)の死体 アスガルドの城 ブラックオーダーの宇宙船 ヘリキャリアー 20世紀フォックスのロゴ トニー・スタークのホットロッド デッドプールのチミチャンガ・トラック そのほかスパイダーマンの動きを模倣するシーンや、作者ロブ・ライフェルドのメタネタなど、マーベルファンなら思わずニヤリとしてしまう小ネタがちりばめられている。ぜひ映画館で確認してほしい。