年収2500万円以上稼いでいる人は日本にどれくらいいる?手取り額はどれくらい?
「年収2500万円」と聞くと一般的には夢のような話ですが、日本には、これだけ稼いでいる方はいるのでしょうか?また実際にいるならば、どれくらいの割合なのでしょうか? 本記事では、年収を2500万円以上稼いでいる人の割合や手取り額についてご紹介します。 ▼勤続20年でも年収は「280万円」貯蓄も「30万円」しかないのは少なすぎ!? 転職したほうが良いの?
年収2500万円以上稼いでいる人の割合は?
国税庁が発表する「民間給与実態統計調査」によると、年収を2500万円以上稼いでいるのは、全給与所得者の0.3%だったそうです。 年収別の割合を、全体・男性・女性に分けて、表1にまとめました。 表1
※国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査(第16表)給与階級別給与所得者数・構成割合」を基に筆者作成 具体的には、調査対象である給与所得者5078万人のうち、年収2500万円以上の人は17万人ほどいるということになります。
年収2500万円の手取りはどれくらい?
年収2500万円の方の手取り額は、1500万~1600万円ほどといわれています。 一般的に手取り額は、年収の75~85%とされていますが、年収2500万円の場合は引かれる税金が高くなるため、さらに低い割合になる可能性があります。 例えば所得税は、課税所得が500万円の場合であれば税率は20%ですが、1500万円の場合は33%です(簡易的な計算のため、所得控除などは省いています)。 年収2500万円ならば税率が高くなり、引かれる税金額も大きくなるため、手取り額は1500万~1600万円ほどであると考えられます。
日本で年収2500万円以上稼いでいるのは0.3%!
日本で、年収2500万円以上を稼いでいるのは、給与所得者のうちのわずか0.3%で、人数にして約17万人です。この人数を少ないと捉えるか多いと捉えるかは人それぞれですが、実際にこれだけの割合でいることが分かりました。 年収2500万円の方の手取りは1500万~1600万円ほどであると考えられますので、十分豊かな暮らしができるでしょう。 出典 国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査 (第16表)給与階級別給与所得者数・構成割合 (22ページ) タックスアンサー(よくある税の質問) No.2260 所得税の税率 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部