銀行員になりすましてキャッシュカードをだまし取る 詐欺の罪に問われている20歳の男が起訴内容認める
2024年10月、那覇市で銀行員になりすまして70代の男性と80代の女性からキャッシュカードを騙し取り、詐欺の罪に問われている男の裁判が開かれ、男は起訴内容を認めました。 起訴状などによりますと、那覇市の無職の20歳の被告の男は、2024年10月、那覇市に住む70代の男性と80代の女性の家に銀行員を装って訪問し、「新規のキャッシュカードを発行するために古いカードを回収する」と話し、キャッシュカードを騙し取った詐欺の罪に問われています。 初公判で被告の男は「間違いないです」と起訴内容を認めました。 冒頭陳述で検察側は、事件の前日、被告には同級生から『先輩の集金が忙しいから手伝ってほしい』と電話があった。当日、名前を知らない別の人物から電話があり『偽名を使って指定された住所へ訪問し、キャッシュカードを受け取るよう指示された』と事件に至った経緯について述べました。 次回の公判は1月16日に開かれ、被告人質問などが行われる予定です。
沖縄テレビ