【新車】過激さ強める排気量アップ!KTM「390 DUKE」2024年モデル国内導入
KTMジャパンは、2024年モデルの「390 DUKE(390デューク)」の国内導入を発表した。2017年以来のフルモデルチェンジを果たし、排気量のアップ、新設計のシャーシや外装を装備する新モデルだ。価格、発売時期は未発表につき、続報に期待したい。 【画像】過激さ強める排気量アップ!KTM「390 DUKE」2024年モデル国内導入 (19枚)
排気量25.7ccアップの398.7ccへ!出力45PSを発揮し、足回りも刷新
2014年に初登場したKTM 390 DUKEは、125cc、200ccにラインナップされたミドルクラスのスモールデュークシリーズの最大排気量モデル。ストリートファイターらしい戦闘的なスタイリングやポジションを持つが、実際にスモールデュークシリーズはほとんどサイズ感の同じフレームを使用しており、390DUKEは125ccの車格に400ccクラスのパワーユニットを搭載する、過激な運動性能にフューチャーしたモデルなのだ。2017年には初のフルモデルチェンジを受け、LED灯火類やTFT液晶メーターを採用している。 今年夏に海外発表された2024年モデルでは、2017年以来のフルモデルチェンジによってエンジンやフレーム、装備類を一新。エンジンは新設計で、従来は排気量373ccであったところ、25.7ccアップの398.7ccへ見直されており、伴って最高出力も32kW(44PS)から33KW(45PS)へ向上。最大トルクも37Nm(3.79kgf-m)から39Nm(3.96kgf-m)へアップしている。このためスチール製トレリスフレームは設計を見直し、シート高を下げつつ(800mm~820mm)吸気容量を増大する構造へ変更された。また、車重は装備165kgとなっている。 装備面ではフロントフォークに43mm径のWP製APEXオープンカートリッジを採用。コンプレッションとリバウンドの調整機能を新たに備えた。リアショックにもWP製を採用しており、さらに右側へオフセットされている。外装も大きくデザインが変更されより鋭角なシルエットとなったほか、フルLEDのヘッドライトには新たに4つのレンズを備えており、印象をかなり変えた。 国内導入モデルでは装備が変更される可能性もあるが、発表されている主要諸元はほぼ変更がなく、生まれ変わった390 DUKEの性能を国内でも楽しめるのは間違いなし。価格、発売時期についての情報がわかり次第、お伝えしていきたい。
KTM 390 DUKE(2024:海外)主要諸元
・ホイールベース:1357mm ・シート高:800/820mm ・車重:165kg ・エンジン:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 398.7cc ・最高出力:45PS(33kW) ・最大トルク:39Nm(3.96kgf-m) ・変速機:6段マニュアルミッション ・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=110/70 R-17、R=150/60 R-17
Webikeプラス編集部