来年に向け「幸運の白ヘビ」 加賀水引づくりがピーク
金沢では、来年の干支をモチーフにした伝統工芸、加賀水引(かがみずひき)の制作が最盛期を迎えています。 【写真を見る】来年に向け「幸運の白ヘビ」 加賀水引づくりがピーク 創業100年を超える加賀水引の老舗「津田水引折型(つだみずひきおりかた)」では、毎年干支をあしらった正月用の水引細工を制作しています。 来年の干支はヘビですが、職人たちは白い水引を編み、丸く成形して目玉や舌などをつけていきます。 津田水引折型・津田宏会長「白ヘビは幸運を象徴する願いがある。一年間皆さん幸せになってほしい」 津田水引折型によりますと、最近は贈り物としての需要が高まっているほか、インターネットでの購入も増えていて、石川県外からの需要がおよそ7割にのぼるということです。 干支の水引細工づくりは12月25日くらいまで続き、今年はおよそ120個ほどの制作を予定しているということです。
北陸放送