7日に富山市婦中で曲水の宴 リハーサル入念に
7日に富山市婦中町長沢の各願寺と婦中ふるさと自然公園で開かれる「ふちゅう曲水(きょくすい)の宴(えん)」のリハーサルが6日、会場で行われ、地元住民ら約35人が平安時代の歌遊びを再現したイベントの流れを確認した。 童子役を務める同市古里小学校の児童6人が、曲がりくねった水路に歌人役の住民ら7人を案内し、竹で杯を流す動きなどを練習。歌人役は、水路に流された杯が目の前に通る際に和歌を詠むという一連の動作を確かめた。 当日は、午前10時に地元園児によるアトラクションがスタート。同11時45分から富山藩主が花見に訪れる様子を再現した入山行列を行い、午後0時45分から曲水の宴を始める。 曲水の宴は婦中地域の活性化のため、地元住民でつくる実行委員会が1989年から開催しており、今年で36回目。北日本新聞社共催。