伏木海陸運送(富山県高岡市)が都市対抗野球出場決める 3年ぶり7度目
社会人野球の第95回都市対抗第2次予選北信越地区大会は9日、富山市民球場で代表決定戦を行い、伏木海陸運送(高岡市)がFedEx(長野県塩尻市)を8-5で破って優勝し、2021年以来3年ぶり7度目の本大会出場を決めた。本大会は7月19日に東京ドームで開幕する。 伏木海陸運送は1-4で迎えた二回、3番木村の2点適時打などで追い付いた。四回は1死三塁から木村の内野ゴロで勝ち越し、後続の牧田が2点本塁打を放ち、主導権を握った。守っては一回に先発西川が3点を先制されたものの、2番手の西納が8回2失点で要所を締めた。 田中翔監督は「野手が頑張ってくれた。全国で勝つために、もう一度レベルアップしたい」と話した。主将の水野は「自信になった。本大会出場に満足せず、負けないチームをつくっていきたい」と力を込めた。 最高殊勲選手賞は西納が獲得し、最高打撃賞には牧田、最優秀監督賞は田中監督が選ばれた。
▽代表決定戦 FedEx 310 010 000=5 130 300 01X=8 伏木海陸運送 (F)野口、山登、金井-釣谷 (伏)西川、西納-幸明 ▽本塁打 牧田(伏)▽三塁打 伊達、坪井(F)▽二塁打 中村(伏)