北海道新幹線の掘削工事で上を流れる川の水枯れ問題 地下水モニタリングせず 鉄道・運輸機構
HTB北海道ニュース
北海道新幹線の掘削工事の上を流れる川の水が枯れている問題で、工事主体の鉄道・運輸機構は地下水のモニタリングを行っていなかったことが分かりました。 今年6月、北海道新幹線のトンネル工事現場の上を流れる黒松内町の「神社ノ沢川」で水が枯れているのが確認されました。別のトンネル工事現場の近くを流れるニセコ町の「都築川」でも5年前から水量の減少が確認されています。 工事主体の鉄道・運輸機構によりますと、これらの地域では工事の前から地下水のモニタリングを行っていなかったということです。 黒松内町の「神社ノ沢川」はモニタリングの対象外で、ニセコ町の「都築川」については対象だったかどうか確認中だということです。 また、鉄道運輸機構は新幹線のトンネル工事が川の水枯れに関連しているかどうか調査を進めているということです。
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