カブス・誠也 復帰即マルチ!1打点&初盗塁も「たまたまヒットになっただけ」
◇ナ・リーグ カブス9-10パイレーツ(2024年5月11日 ピッツバーグ) カブス・鈴木が、パイレーツ戦に右脇腹痛での離脱から復帰初出場。「2番・右翼」で5打数2安打1打点、今季初盗塁も決めた。 相手先発は昨年のドラフト全体1位右腕・スキーンズ。最速101・9マイル(約164キロ)など17球の100マイル(約161キロ)超えを計測した21歳に、2打席連続三振を喫した。「あんなに速い球を見たのは久しぶり」。だが、5回無死二塁から復帰初安打となる遊安で降板させた。2死満塁で再び回った打席では悪天候で中断。2時間20分後に再開し、押し出し四球を選んだ。結局この回、5連続を含む7四死球と3安打で7得点。1イニング6度の押し出しでの得点は、59年ホワイトソックスの8度以来65年ぶりの珍記録だった。 ただ、チームは逆転負け。鈴木は打撃について「良くないし、たまたまヒットになっただけ」と慎重だった。