橿原学院のプロ注目右腕・沢辺孝良は6回5四死球4失点に「智弁や天理には勝てない」
<高校野球春季奈良大会:橿原学院11-6郡山>◇12日◇3位決定戦◇佐藤薬品スタジアム プロ注目で橿原学院の最速143キロ右腕・沢辺孝良(たから)投手(3年)が先発し、6回93球8安打5四死球4失点だった。 立ち上がりは最少失点で切り抜けたが3回にゴロの間に失点し、5回は無死から連続で死球、四球などで満塁のピンチを招き、押し出し四球と遊撃への併殺打でこの回に2点を失った。 試合後、「今日の内容では智弁(学園)や天理には勝てない。悪いところをつぶしたい」と悔やんだ。他校の好投手の研究を重ねる性格ゆえ、結果には満足しなかった。憧れの投手はオリックスの吉田輝星で「気持ちのこもったストレートを投げたい」。 試合は両チームとも2桁安打で、橿原学院は13安打11得点の猛攻で春の県大会3位に輝いた。