新年度から1ヵ月…物理的に距離が取れない“関わりたくない人”とどう接すればいい?今すぐ実践できるテクを精神科医がアドバイス
新年度の人間関係の疲れを癒やす方法について、考えました。 女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。 【画像15枚】この記事の解説イラストをすべて見る 今回は、精神科医の藤野智哉先生をスタジオに招き、「新年度になって1ヵ月、心の疲れを解消するヒント」というテーマでMCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、白鳥久美子さん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんが話し合いました。
人と関わるのをしんどいと感じたとき…どうしていますか?
最初に登場したのは、「関わるのが嫌な人がいる」というお悩み。藤野先生によると、新しい知り合いとなじんでくる5月は、しんどさを感じて悩む人が増える時期だといいます。 竹山さんが「仲良くなれそうだと思っていた人の『あれ?』っていう部分が見えてくるんだけど、すでに離れられなくなっている」と言うと、千秋さんと白鳥さんは大きく同意。 実際、「自分が話したことを他のママ友にも話している」「ママ友が、『自分は大手の会社の社員だった』と大声で言う」など、「嫌いなママ友」のエピソードも紹介されました。 藤野先生によると、そういう相手と接するときは、物理的に距離を置くのは難しいので、心理的に距離を置くことが有効。 人間は60%が水でできていることを念頭に、なにか嫌味を言われたときは「水に向かって『なんでこの人は必死なんだろう?』」などと、正面から受け止めないように対処していくとよいのだそうです。
「友達は1人いればいい!」千秋が高校時代に作ったマイルールを告白
「周りにいい顔をしなければと無理をして、疲弊してしまう」というエピソードでは、千秋さんが「最初はハードルを低くしておくほうが生きやすいことに、高校生のときに気づいた」と自分なりのルールを披露。 「好かれようとして頑張ったのに好かれないとショックだけど、1人でも友達ができればいいと思っていれば、2~3人友達ができるだけでうれしくなれる」と、千秋さんは心の持ち方を語りました。 藤野先生は、「誰のためにどこまで頑張れるか」という「マイルール」を作ることを提案。例えば「相談の電話を受けるのは10時まで」「残業は2時間まで」など、自分の中でルールを作った上で、「周りに頼るのも手段」と考えると心が軽くなるのだそうです。 竹山さんは「周りにはドライと思われるかもしれないけれど、無理して頑張っているとパンクするから」と、思い詰めてしまうタイプの人にエールを送りました。