「矢野・兵動」兵動大樹が西宮市PR大使に就任 ふるさと納税返礼品は「お酒とおつまみの『兵動セット』を」
漫才コンビ「矢野・兵動」の兵動大樹が6日、兵庫県西宮市の特産品の魅力を市内外にPRする「西宮市ええもんひろめ大使」に就任し、同市役所での任命式に出席した。任期は2年。 兵動は妻の実家がある同市に12年前から在住。巧みな話術の「すべらない話」などで培った知名度や発信力を高評価されている。同市には毎年1月の福男選びでも知られる西宮神社があることから「えびす顔芸人」と呼ばれることも多く、福を呼ぶ大使にふさわしいと選ばれた。 来年度に市政100周年を迎える西宮市の魅力を「歩いているだけで楽しい。おしゃれな住宅もあるし、山もいい。100点満点で120点。いるだけで幸せ」と、えびす顔。 大使就任は初体験。「軽い気持ちで引き受けたけど…」と石井登志郎市長ら幹部がずらりと並ぶ光景に恐縮気味だったが、大役に「やっとやな~。上り詰めた!」と笑顔を見せた。 同市は、ふるさと納税寄附金控除額(流出額)が2023年度ベースで約31億円。これは中核市ではワーストワンで「西宮市のええもん」を日本全国に広めてほしいと期待されている。 「『関西の住みやすい街ランク1位』と言われますが、それ以外何やねん? と言われると困る」とアピール不足は実感している様子。ただ、名水「宮水」を使った酒蔵も有名な街とあって、勧めたい返礼品には「個人的にお酒を飲むのが好き。ぜひ、おつまみと組み合わせた晩酌用の『兵動セット』を。ふるさと納税でしか飲めないお酒もあれば」。プロ野球・阪神の本拠地で甲子園球場もあることから「年間シート設置も提案したい」とアイデアを次々と披露した。
報知新聞社