復活遂げた熱海のシンボル、ホテルニューアカオ「残した昭和のぬくもり」と「大きく変えた部分」…接客が好評
礒崎総支配人はホテル再開の情報を聞き、愛する職場に戻ってきた。現従業員にも旧ホテル出身者は少なくない。ホテルでは昔から、宿泊客とフレンドリーな関係を持つ従業員が多かったといい、礒崎総支配人と若林宿泊支配人は「古き良き伝統が今も残っていて、お客さんも自分たちも居心地がいい」と口をそろえる。
◆ホテルニューアカオ=1973年開業。2022年から、全国で157棟のホテルを運営するマイステイズ・ホテル・マネジメント傘下に。オーシャン・ウイング、ホライゾン・ウイングの2棟で構成され、総客室数350室。従業員約200人。昭和レトロが評判のホテルとして、昭和100年の今年、多彩なイベントを企画している。