【トヨタの近未来EV戦略】トヨタが電気自動車攻勢を開始 2026年までに少なくとも6台の電気自動車を投入
BYDとトヨタ、スポーツクロスオーバーのコンセプトを共同開発
日本企業による2番目の電動ティーザーは、「スポーツクロスオーバー」コンセプトだ。中国のハイフライヤーBYDとの協力プロジェクトだ。ダイナミックなアクセントとクーペのように傾斜したルーフラインがスポーティな外観を実現している。
例えば、「スポーツクロスオーバー」コンセプトは、「bZ4X」よりもわずかにフラットで、SUVの形はほのめかされているに過ぎない。そしてこの贅沢さで、日本人は特に電気自動車の新参者を味方に引き付けたいのだ。しかし、現時点ではこれ以上明らかにされることはなく、すべてのテクニカルデータは秘密のままである。 トヨタとBYDが日本企業の新しいeプラットフォームに頼るのか、それともパワートレインは中国から供給されるのかも明らかにされていない。後者の場合、例えば「BYDシール(Seal)」のパワートレイン(最大530馬力、全輪駆動、航続距離570km)をベースにする可能性もある。市場投入は2025年を予定している。 つまり、トヨタの次のBEV候補は2つで、6つが約束されている。数えてみよう。電気自動車の「トヨタbZ4X」はすでに市場に投入されている。トヨタはまた、1年前に「bZコンパクトSUV」コンセプトスタディを発表した。このSUVは全長4.54メートルで、「アーバンSUV」コンセプトと大型の「bZ4X」のちょうど中間に位置する。
というわけで、まだ詳細が明らかになっていない電気自動車が2台ある。少なくとも、最近開催された「ジャパンモビリティショー2023」では、デザインの方向性を見ることができた。「FT-3e」がここで発表され、トヨタの将来のBEVのデザイン言語を垣間見ることができたのだ。それ以外のすべては、遅くとも2026年までには明らかになるだろう。
Lena Trautermann