養殖カキの収穫作業始まる 岩手・大船渡湾 温暖化などの影響で育ちが悪く全国的に品薄に
岩手めんこいテレビ
岩手県内のカキ養殖発祥の地とされる大船渡湾ではカキの収穫作業が始まっています。 湾内が穏やかで植物プランクトンが豊富な大船渡湾では、10月16日時点で45軒ほどの漁業者がカキの養殖をしています。 16日は海中で2年ほど育てられたカキが収穫されましたが、2024年は温暖化などによる栄養不足で育ちが悪いということです。 カキ養殖をする漁業者 「3年前から海水温の上昇がみられて、カキの死滅が非常に多くなっている」 収穫されたカキは専用の小刀で殻から取り出しむき身にされていきました。 2024年は全国的に品薄で1キロ当たり3万4000円から5万8000円と例年の2倍ほどの価格で取り引きされています。 大船渡湾では「つばき姫」という殻付きカキも出荷していて関係者はブランド化に期待を寄せていました。
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