<坂本冬美>「紅白」で「能登はいらんかいね」34年ぶり歌唱 復興への願い込め石川県輪島市から生中継
歌手の坂本冬美さんが、大みそかに放送される「第75回NHK紅白歌合戦」で、1月の能登半島地震と9月の豪雨で大きな被害を受けた石川県輪島市から生中継で、楽曲「能登はいらんかいね」を歌唱することが12月12日、明らかになった。坂本さんが紅白で同楽曲を歌うのは、1990年以来34年ぶり。 【写真特集】坂本冬美 “覚悟”の人生初グラビア 素肌見せ
1990年の楽曲発表当時から、坂本さんは歌の舞台となった能登の人々との交流を深めてきた。今回は、その中でも特に関係の深い「御陣乗太鼓保存会」と一緒に、地元の人たちの前でパフォーマンスを披露するという。
坂本さんは「デビュー4年目に出会った『能登はいらんかいね』。この曲をきっかけに訪れた能登。その後もいろいろな場所に行き、たくさんの出会いがありました。気さくに話してくださった朝市のおばちゃん。ビデオの撮影やテレビ、コンサートで共演してくださった『御陣乗太鼓保存会』の皆さま。さまざまな方々との交流を続け、石川県で数年に一度はコンサートを行っていました」と述懐。
「昨年9月の和倉でのコンサートを最後に石川県にお邪魔していませんが、今回、紅白歌合戦の舞台として訪れることになり、とてもうれしく思っております。私の歌が、どこまで皆様のお力になれるかはわかりませんが、心を込めて歌わせていただきます」とコメントを寄せた。
「第75回NHK紅白歌合戦」は、12月31日午後7時20分~同11時45分に放送される(途中ニュースで中断あり)。有吉弘行さん、橋本環奈さん、伊藤沙莉さん、鈴木奈穂子アナウンサーが司会を務める。