桂雀々さん死去 大平サブロー「漫才でもスターになってたと思います」
落語家、桂雀々(かつら・じゃくじゃく、本名・松本貢一=まつもと・こういち)さんの訃報を受け、タレント、大平サブロー(68)が22日、コメントを発表した。 「64歳という若さでの旅立ちに、寂しさと無念さを感じており、今だに事実とは捉えられずにいます」と故人をしのぶと「彼とは雀々さんが14歳、僕が18歳のおりにTBSの「銀座ナウ」の素人コメディアン道場というコーナーで一緒になり対決して、木っ端みじんにやられたのが出会いです。いやはや、今と変わらずテンポもキレも抜群でとても素人とは思えない天才14歳でした」と振り返った。 「数年後にお互いにプロになり朝日放送の番組で再会して『一緒にがんばろな!』とエールを送り合ってそこから度々、ラジオやイベントをやり、イベントでは、年1回の数十回続けた『サブロー&雀々の二人の世界』で彼から僕は落語の手解きを受け、僕は彼に漫才を教えるという関係で楽しい時間を共有しました。漫才センスも抜群で漫才でもスターになってたと思います。僕とは息も合いましたね」と思い出を懐古。 「いずれまた僕も天国に行くでしょうからその時は、『あの世の二人の世界!』をやってみたいです。それまでは天国で誰とも漫才はやらずに待っててくださいな。謹んでご冥福をお祈りいたします。合掌」と締めくくった。