望海風斗&朝美絢、『Gato Bonito!!』コメンタリー収録レポ到着 お互いの主演版を見比べ大盛り上がり!
WOWOWが、宝塚歌劇の各組選りすぐりの公演や大劇場公演をお届けする「宝塚への招待」。10月5日19時からは、宝塚歌劇が今年で110周年を迎えたことを記念し、WOWOWと宝塚歌劇専門チャンネルのタカラヅカ・スカイ・ステージが初タッグ。雪組公演『Gato Bonito!!』を元雪組トップスター・望海風斗と次期雪組トップスター・朝美絢のコメンタリー付きで届ける。二人による歌唱パフォーマンス披露など豪華なプログラムとなった。 【写真】ノリノリでデュエットを披露する望海風斗&朝美絢 発表と同時に宝塚歌劇ファンのみならず、ミュージカルファンからも歓喜の声が上がった企画の内容は、11月に雪組の新トップスターとしてお披露目公演が決まっている朝美絢と、今やミュージカル界を代表する俳優のひとりとして活躍中で宝塚OGである元雪組トップスターの望海風斗の二人が、それぞれ主演を務めた『Gato Bonito!!』の2018年初演版(雪組大劇場公演)と2024年再演版(雪組全国ツアー公演)のダイジェスト映像を見比べながらトークをするという、垂涎のマッチアップだ。 望海と朝美が顔を合わせたのは9月某日。スタジオに現れた二人は、やや緊張の面持ちでソファに並んで座った。今回鑑賞するのは望海が主演した2018年初演版と朝美が主演した2024年再演版だが、ふたりの出演シーンを見比べられるようにとミックスされた特別版。最初に望海の登場シーンが映し出されると、思わず朝美が拍手!「ヒュー!!」という掛け声とともに鑑賞がスタートした。 望海が「確か、これは夏だったよね」とコメントすると、朝美が「暑かったですね」と2018年当時を振り返りながら、思い出話に花が咲く。2024年バージョンが流れると、今回初めて自分の映像を観ることとなった朝美が思わず照れ臭そうに画面から目を背け、「恥ずかしいので、のぞさん(注:望海風斗の愛称)の2018年バージョンだけでいいです……」と先輩である望海に助けを求めるなど、微笑ましい姿も見られた。 今回の『Gato Bonito!!』は全国ツアーながら、朝美が初めてショーでの主演を務めることになった記念の作品。芝居での主演は経験済みだが、その違いを問われると朝美は「お芝居は“役”という芸名からつくるものがあり、それを2時間生きるというのがありますが、ショーは芸名のままなのでお芝居とは違うエネルギーが必要なのだと思いました。そこは新しい挑戦でしたが、単純にすごく楽しかったです。初めてやらせていただくのが『Gato Bonito!!』で良かったと思います」と回答。 それを受けて望海は「ショーはあーさ(注:朝美絢の愛称)が言ったとおり、芸名の自分でつくるものだから私たち全員のエネルギーがとても必要で、それがバーンと客席に向かないといけない。しかもそれを主演で引っ張るのは本当に大変なんです。実際にやってみないと分からないことがたくさんあるんです。私も最初にやったときは、今まで早霧せいなさんがやっていたことを自分がやらなくてはいけないというプレッシャーを強く感じました。しかも衣装は今までよりも派手になるし、照明も当たる。嬉しい反面、大変だと思ったことを覚えています」とコメント。