【バレー】浜松・水上真悠子主将「大林素子GMは覚悟を決めてブレスに来てくれた。選手のために、チームのために、耳を傾け続けてくれます」 V2女子
2月3日にヤマト市民体育館前橋(群馬県)で行われたバレーボールV2女子、ブレス浜松の試合後会見コメントをお届けする。 浜松 3(22-25、25-185、25-18、25-20)1 仙台
●水上真悠子主将(アウトサイドヒッター) 仙台さんには1周目の対戦で負けていましたので、勝ちたいという気持ちを全員で強く持って挑みました。特に第4セットは全員で気を引き締めて、取りきる気持ちを出して戦いました。 連続失点の場面もあったのですが、全員で耐えることができました。仙台さんとの初戦から自分たちの成長した部分かなと思います。 ーー昨シーズンと比較して今季のチームの特徴は? 水上:高さが違いますね。歴代のブレスの中でも一番高さがあるのではないかなと思います。 パワーヒッターも多いのですけれども、6番の早川京美とか、小技を使える安定感のあるプレーヤーもいます。ですので、ミスも少ないと思います。 タイムアウトの時に全員で声かけができていることも去年より成長してる部分だと思います。 ミーティングの回数も今までの倍ぐらいに増えていて、自分たちでデータを見て、話し合って、共有する。そういった準備をして試合に臨んでいます。 ーーチームはSVリーグへの挑戦を表明しました。 水上:多分、ブレスがSV申請できたのは奇跡的なことなんだと思います。 その条件を満たせたということは本当に奇跡だと思っています。 GMに大林素子さんを迎えて、選手たちもチームの本気度を感じています。身が引き締まるというか、そういう舞台に挑戦することを誇りに感じています。 チームは元々V2からV1に昇格することを目標を掲げていました。V1で通用するバレーボールをする、その目的でスピードバレーをやっています。 一番上の舞台に立てるかもしれない…とても楽しみですし、スピードに加えて高さも持てたチームが、どれだけ通用するのかチャレンジしてみたいですね。 ーー大林素子GMは、とても忙しい方だと思うのですが、そんな中でもブレス浜松に最大限の力を注いでいるのが伝わってきます。大林さんとの会話で印象に残ったことなどは? 水上:何回か選手と大林さんでご飯に行ったりしました。選手の声に耳を傾け続けてくれる方だなと感じました。 トップの世界でプレーされていましたし、厳しい目線での言葉もあるのかなと想像していたのですけれども、本当に優しくて。 選手のために自分がどう動くか、選手の環境を変えるためにどうすればいいのか、そういうことを第一に考えて話を聞き続けてくれます。 素子さんがプレーヤーとして過ごしてきた当たり前の環境とブレスの環境はかなりギャップがあると思うのですが、そこを少しでも変えられるように、ご自身の経験を踏まえながらたくさん発言してくださっています。 その結果、例えば用具のために使えるお金も目に見えて変わってきています。そういった変化も素子さんが来てくださったからだと思っています。 ただ、プレーに関しては一切口を出さないと決めていらっしゃるみたいです。その意図もわかりますし、本当に選手のために、チームのために覚悟を決めてブレスに入ってくださったんだなと思っています。
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