【注目のFA選手|ベテラン編】“ファンタジスタ”や“元MVP”に加え、橋本竜馬や谷口大智ら元日本代表もズラリ
■谷口大智(島根→?)
生年月日:1990年4月15日(34歳) ポジション:PF/C 身長・体重:201センチ・105キロ 奈良県出身の谷口は、並里に次ぐスラムダンク奨学金第2期生としてアメリカ留学を経験したのち、2015年に秋田ノーザンハピネッツへ入団。広島ドラゴンフライズ、茨城ロボッツへでのプレーを経て、2022-23シーズンに島根へ移籍した。加入2年目の今シーズンは54試合に出場し、1試合平均2.7得点1.4リバウンド、3ポイント成功率37.1パーセントをマークした。 茨城時代には31歳にして日本代表初招集を経験。ホーバスジャパンに招集されているだけにビッグマンながら3ポイントを武器としており、今シーズンは成功率37.1パーセントを記録している。明るいキャラクターでムードメーカーとしてもファンに愛される選手。島根は谷口との契約交渉継続を明言しているが、ファンは固唾をのんで動向を見守っていることだろう。
■岡田優介(A千葉→?)
生年月日:1984年9月17日(39歳) ポジション:SG 身長・体重:185センチ・81キロ 元日本代表の実績も持つ岡田は、9月に40歳の誕生日を迎えるベテランシューティングガード。Bリーグ開幕以降は京都ハンナリーズ、アースフレンズ東京Zを経て、2021年に創設初年度となるA千葉に加入した。在籍3年目はレギュラーシーズン42試合に出場し、1試合平均7分32秒のプレータイムで、3.1得点0.5リバウンド0.3アシストの成績を残した。 退団発表後、自身のSNSで選手以外のオファーの存在を明かしながらも、「選手としてプレー出来る可能性をあと1カ月だけ探し待ちたいです」(5月24日投稿)と綴り、現役続行の意思を表明している。武器とする正確な3ポイントは今シーズンも成功率34.6パーセントを記録。1月のライジングゼファー福岡戦や4月のアルビレックス新潟BB戦では5本の3ポイント含む2ケタ得点を記録している。選手会の初代会長を務めたプロ意識の高さも、チームに好影響を与えることが期待される。
BASKETBALL KING