<CS速報>広島が完封リレーで日本S進出へ王手!
試合後、先発の野村と2打点をマークした丸の2人がお立ち台に呼ばれた。 野村は「ファンの皆さんが声援をくださったおかげで勇気をもってマウンドに立つことができました」と第一声。「ここを目標としてやってきたので、ここでいいピッチングができてよかったです。初回から点をとってもらえたので、自信を持って投げることができました。(同じ年の丸が2打点で)いつも打ってくれるので嬉しく頼もしく思っていました」と笑顔でコメントを残した。 丸は、先制タイムリーの場面を聞かれ、「広輔(田中)、キク(菊池)がいい形でつないでくれたので、僕もなんとか次へつなごうという気持ちで打席に立ちました。(3回の犠牲フライ?) 正直、打ち損じたのですが、広輔(田中)がよく走ってくれました。助かりました」と、タッチを交わしてホームに滑り込んだ田中の走塁をたたえた。 野村、丸、田中は27歳の同世代。 丸は「僕らの世代が盛り上げることができたと思います」と胸を張った。 シーズン中の勢いのまま、日本シリーズ進出へ王手をかけた。 丸は「はい、このまま明日決めにいきたいと思います」と決意表明。場内から大歓声が沸いた。 同じ質問を投げかけられた野村が、「一戦一戦変わらず……」と、優等生発言をしようとしていると、丸が横からチャチャを入れた。それでも野村は、生真面目に「一丸となって、広島一丸となって頑張っていきますのでよろしくお願いします」とメッセージを伝え、マツダスタジアムの盛り上がりの最高潮だった。