LiLiCoが圧倒的な没入感のScreenXで『キングダム 大将軍の帰還』を体験!「270度の余韻がすごい!」
TOHOシネマズ 池袋の「プレミアムシアター」に、“驚異の映画体験”ができるScreenX with Dolby Atmosが誕生!TOHOシネマズ初となるScreenX with Dolby Atmosは、全長約50mを誇る3面スクリーンを駆使し、視界270度の映像をシーンごとに切り替え、最高の臨場感を実現させたマルチ・プロジェクション・システムに、全方位から立体的なサウンドで観客を包み込む音響システム=Dolby Atomosを導入。視界の横にまで広がる3面スクリーン映像と立体音響によるこの驚異の映像体験は、関東ではいまのところTOHOシネマズ 池袋でしか体感できない。 【写真を見る】自分も飛信隊の一員に!?LiLiCoが『キングダム 大将軍の帰還』でScreenXを初体験! そして、このScreenX with Dolby Atmosのオープニングを飾るのが、スペクタクル超大作『キングダム 大将軍の帰還』(公開中)だ。今回は、映画コメンテーターでおなじみのLiLiCoがScreenXを初体験!「『キングダム』が1億倍好きになりました!」と、没入感たっぷりの映画体験を大興奮で語ってくれた。 ■「信と一緒に戦ってる錯覚に陥ってしまうほど!」 『キングダム 大将軍の帰還』は、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、原泰久の同名漫画を実写映画化した「キングダム」シリーズの第4弾。前作で描かれた〈馬陽の戦い〉で敵将を討った信(しん/山崎賢人)と彼が率いる「飛信隊(ひしんたい)」の前に、趙国の総大将で、自らを〈武神〉と名乗る龐煖(ほうけん/吉川晃司)が出現した前作のラストから物語がスタート。龐煖の圧倒的な力に信も羌瘣(きょうかい/清野菜名)もねじ伏せられる一方で、戦局を見守っていた大将軍の王騎(おうき/大沢たかお)は、趙に潜むもうひとりの“化け物”の存在を感じとり、ついに因縁の敵・龐煖が待つ馬陽の地に降り立つ――。 今作が「キングダム」のシリーズ最終章となり、まさにScreenXで観るのにピッタリのドラマチックな内容だが、果たしてそれがどんな迫力で迫ってくるのか?鑑賞したてのLiLiCoは「みんなたぶん、スクリーンが最初に広がった時は『おお!』って声が出そうなほど驚くし、つい両サイドを見ちゃうと思うけれど、上映中はしっかりと目の前のスクリーンに集中できるような構成になっていて、そのことに一番驚いた」と興奮気味に振り返る。「ずっと3面の映像が続くわけではなくて、ここぞ!というシーンで270度になるんだけど、それが知らないうちにもとの前面だけのスクリーンに戻っていて。でもそれが自然で違和感がないし、スクリーンが小さくなっても270度の余韻が残っている。そんなScreenXマジックの脳になっていたから、すごい没入感でした!」。 その実感を強調するように「私も信たちと一緒に戦っている錯覚に陥る感覚にもなって」と続ける。「(戦っている飛信隊を見ていると)『私だったら戦の最中にあんなおんぶの仕方はしない!』とか『あの隙間に入ったら戦えそう!』って思ったんですよね。それって最高の映画体験じゃないですか?今回ScreenXで観てみて、『キングダム』が1億倍好きになりましたから(笑)」。 ■「アクションだけでなく、キャラクターたちの感情まで鮮明に読みとれる」 では、具体的にはどのシーンに一番没入したのだろうか?そのあたりもネタバレを回避しながら語ってもらった。「みんな『アクションシーンがスゴいんでしょ?』って思っているかもしれないけれど、それだけじゃなくて。登場人物たちの考えていることや感情が、通常のフォーマットよりも鮮明に読み取れるんですよ。何百人、何千人の兵士たちが戦っている合戦のシーンももちろんスゴいけれど、名前は伏せますが、あるキャラクターを270度の映像だけで見せるシーンは特に圧巻で。あえて戦わないあの人の恐ろしさや心情が、側面にまで広がる長回しのワンカットだけで伝わってきましたからね」。 LiLiCoの熱い言葉は止まらず「あと、終盤の戦いでの大将軍の王騎にも『ク~っ!』て入り込んじゃいました」と訴えたが、そこに関しては筆者も激しく同意する。龐煖との戦いの終盤…270度のスクリーンに映しだされた王騎の迫力と熱量はとてつもないもので、周りの軍勢が一瞬にして霞むほど、大将軍の貫禄と威厳を見せつけていたからだ。「あの一連のシーンでは、映画の世界観に浸っていた自分がちょっと将軍になっていたし、王騎さんの言葉を借りて言わせていただくなら、あれは映画が好きな人や、『キングダム』が好きな人が、将軍の気持ちになって見る景色だと思いましたね」。 それは、2019年の第1作からシリーズを観てきたファンが見る景色でもある。「『キングダム』は壮大な時代劇スペクタクルで、悪役も含めて登場人物たちがみんな魅力的なだけでなく、信の成長がしっかり描かれているところがすごくいいですよね。そのなかで、信を演じた山崎賢人くんも確実に成長しているし、彼にとっても特別な作品。映画には、観た人を鼓舞するような言葉も散りばめられていて、失敗しながらも戦う信や飛信隊の仲間たちにみんなパワーをもらってきたと思うんです」。 いつものマシンガントークを炸裂させるLiLiCoのテンションはどんどん上がり、「前3作もすべてScreenXで観たい!だって、これは『キングダム』のための映像システムじゃないの?と思うくらい(笑)。過去作の登場人物たちもこのスクリーンで観たいし、ScreenXで全4作をオールナイト上映したら絶対に盛り上がりますよ。でも、もし実現したらこれは私のアイデアですからね?興収の2%はいただきます(笑)」。そんなジョークも挟みながら、LiLiCoは最後にもう一度「それぐらい、ScreenXの映像体験は本当にヤバいです。普通の映画館に行けなくなっちゃうんじゃない?」と強調する。「いずれにしても、『キングダム 大将軍の帰還』はScreenXで観るべきよ!観なきゃダメですよ!」。 ScreenXで観る『キングダム 大将軍の帰還』の没入感のスゴさと圧倒的な迫力は、体感した人にしかわからない。TOHOシネマズ 池袋の「プレミアムシアター」に導入されたScreenX with Dolby Atmosの座席に身を置いて、これまでとは違う新時代の映画体験を、自分の五感を研ぎ澄ましながら味わってみてはどうだろうか。 ※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記 取材・文/イソガイマサト